エクステリア
2024年05月13日

目隠しフェンスのエクステリア工事!素材やデザイン、高さの選び方を解説

道路や隣家との境界にフェンスを設けないオープン外構が人気を集めるものの、いざ暮らしてみると通行人や隣人の視線が気になってしまう人も少なくありません。リビングにいる時も、庭で過ごす時も視線を感じるとくつろげないものです。そこでおすすめのエクステリア工事が、目隠しフェンスの設置です。今回は、目隠しフェンスの素材やデザイン、高さの選び方について解説していきましょう。

1.エクステリア工事の1つ!目隠しフェンスを設置する目的とは?

目隠しフェンスとは、住宅の敷地と隣家または道路との境界に設置して外からの目線を遮るためのフェンスです。この目隠しフェンスを設置する目的は、次のようにさまざまです。

  • 通行人の視線を気にせず庭で過ごしたい
  • リビングでくつろいでいる所や玄関など家の中を見られたくない
  • 干した洗濯物を見られたくない
  • 近隣の視線を遮りたい、視線の合うのが嫌
  • 既存のブロック塀が倒れそうで危険なのでフェンスに変えたい
  • 既存の生垣の手入れが大変だから、フェンスに変えたい

2.目隠しフェンスの素材とは?

目隠しフェンスの素材には、次のようなものはあります。

2-1.アルミ製フェンス

サビや腐食に強いアルミ製フェンスは、海に近い地域でも安心です。メンテナンスはほぼ不要で、汚れが付着したら拭き取る程度でいいでしょう。金属の風合いがシンプルでスタイリッシュな印象を与えます。

2-2.樹脂製フェンス

プラスチック樹脂と木粉を混ぜて天然木のような見た目の樹脂製フェンスも人気です。自然の温かみがありつつも、天然木のように腐食せず手入れも簡単です。見た目は天然木とよく似ているので、ナチュラルで温かみのある印象になるでしょう。

2-3.スチール製フェンス

スチール製のシンプルな網目状のフェンスは、通気性がよいので解放感たっぷりです。衝撃にも強いので、庭で子どもがボール遊びをしてもフェンスへのダメージは少ないでしょう。解放感はあるものの視線を遮る効果は少ないので、つる性植物を這わせたりハンギングバスケットを吊るしたりして、視線を遮る工夫は必要になります。

2-4.ポリカーボネート製フェンス

半透明のプラスチック素材でできた板状のフェンスで、目隠し効果はありつつも透過性があって閉塞感を覚えさせないのがメリットです。ただし板状なので風は通らなくなります。

3.目隠しフェンスのデザインとは?

目隠しフェンスのデザインも、次のようにさまざまあります。

3-1.完全目隠しタイプ

一枚板の目隠しフェンスや、板同士を隙間なく並べて設置した目隠しフェンスは、完全目隠しタイプです。視線を遮る効果はもっとも高く、煙や匂いもシャットアウトする効果が高いでしょう。ただし風通しや日当たりは悪くなります。

3-2.ルーバータイプ

板同士を少しずつ重なるように並べて設置する目隠しフェンスが、ルーバータイプです。目隠し効果は完全目隠しタイプ同様に高いものの、風通しは確保できるので、風の強い地域でもフェンスにかかる負担を減らせるでしょう。

3-3.横板タイプ

板を横に並べて設置する目隠しフェンスが、横板タイプです。人は歩く際に横方向へ視線を送るため、横板タイプは視線を遮りやすいといわれています。板幅は太いものから細いものまであり、板同士の隙間も広いものから狭いものまでさまざまなので、希望のタイプを選びましょう。

3-4.縦板タイプ

板を縦に並べて設置する目隠しフェンスが、縦板タイプです。縦のラインはスタイリッシュさを演出するでしょう。横板タイプ同様に、板の幅や隙間の幅は好みのものが選べます。

3-5.格子タイプ

いわゆる金網のように板の縦横交差したタイプが、格子タイプです。樹脂製の格子ならナチュラルな雰囲気に、スチール製ならシンプルですっきりした雰囲気になるでしょう。格子の大きさや太さで目隠しの効果は大きく変わります。

4.目隠しフェンスの高さの選び方は?

目隠しフェンスは、素材やデザインだけでなく高さも重要になります。高くするほど目隠し効果もアップしますが、その分風通しや日当たりも悪くなり、強度も必要になり圧迫感も出てしまうので、よく考えて設置しなければなりません。

4-1.通行人の視線を遮りたい場合

通行人の視線を遮りたい時は、通行人の身長を180㎝と考えれば大部分の人の視線を防げるでしょう。身長180㎝の人は目の高さがおよそ170㎝なので、目隠しは170㎝~180㎝あれば十分です。

ただし通行人からウッドデッキやテラスで過ごしているのを見られたくない場合には、さらに高さが必要です。ウッドデッキやテラスは高さ30㎝以上のものが多いので、2m以上の目隠しフェンスが必要でしょう。ただし高くなるほど風を受けやすいので強度が必要になります。日当たりや風通しも悪くなるので、高くし過ぎないようにしましょう。

4-2.隣家から家の中を覗かれたくない場合

隣家からの視線が気になる窓の高さに応じて、目隠しフェンスの高さを決めましょう。

5.まとめ

通行人や隣人の視線を遮るには、目隠しフェンスを設置すれば、リラックスしてくつろげるようになるでしょう。ただし素材やデザイン、高さの選び方によって目隠し効果や日当たり・風通し、手入れの頻度などは大きく異なります。迷った時はプロに相談しながら決めるといいでしょう。

「有限会社東海製油不動産」は、地元密着で20年以上の実績をもつエクステリア工事専門店です。目隠しフェンスの設置も、多くの施工実績がございます。目隠しフェンスの設置をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。